医療事故を減らしていくために、2015年10月から、医療事故の原因を調査して再発防止を図る制度がスタートしました。この制度では、医療事故の調査を、医療機関が院内で行い、遺族や医療機関が、第三者の医療事故調査機関に調査を求めることができることになっています。
この制度では、医療機関の管理者が医療事故でないと判断すれば、遺族が求めても、事故調査をしない扱いになっています。現に医療事故の報告件数はとても少なく、15年10月のスタートから1年間で388件に留まりました(当初の見込みでは年2000件)。また、遺族が直接第三者機関での調査を求めても、調査されないという運用になっています。
公正で信頼される制度にするため、本当に患者の安全につながる制度とするために、引き続き、おかしいところはおかしいと言い、建設的な提案をしていく必要があります。是非とも皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
以下の目的・性格をそなえた
医療事故の原因を究明して、再発防止を図り、医療事故にあった患者・家族への公正な対応を目的としたもの
公正中立性:中立の立場で、手続と調査内容が公正であること
透明性:公正中立に調査が行われていることが外部からみて明らかなこと
専門性:事故分析の専門家によって、原因究明・再発防止を図ること
独立性:行政処分・刑事処分などを行う部署から独立していること
実効性:医療安全体制づくりに、国が充分な予算措置を講じること
署名要請団体:医療版事故調推進フォーラム(http://www.ijc-forum.com)
署名送付先:〒175-0083 東京都板橋区徳丸3-2-18 カネムラビル202 きのした法律事務所内
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